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先日お知らせした『四国こどもとおとなの医療センター』のレストランの入口の壁が、ここを利用される医療者の方や患者さんとそのご家族が観に向けたギャラリー空間になることに。
出来るのは少し先になるので、それまでにその予告のような展示ができないかと考え、壁にグレーのボール紙を貼って展示スペースを作って、そこにいつか病院で生かそうと残していた卒業生が5年間モーネに贈ってくれた“日めくりカレンダー”を展示した。
グラフィック工芸コースの2期生8人が卒業する時に、私が「みんなと会えなくなるのがさみしいから、日めくりカレンダーを作ってほしい」とつぶやいたのが始まりで、工房の玄関に飾っていたカレンダーは、毎朝めくる度に作ってくれた生徒に会えた気がした。
この『365にち毎日会えるひめくりカレンダー』も、病院で働く人たちからここがあたたかくなったねと言ってもらえてるそうです。
紙で伝える想いの可能性は、きっとまだまだ見つかると思う。