新聞切り紙カレンダー

年が明けて最初の切り紙カレンダーで善通寺へ行ってきました。

四国こどもと大人の医療センターの各フロアの壁のニッチの飾りは、父やこども寺子屋のこどもたちの懐かしい富士山。

 

 

切り紙カレンダーのお題も「富士山」で。

1月は、自宅に帰られている患者さんが多くて、カレンダー作りに来てくださった方はいつもより少なかったけど、ハサミが持てない方が参加してくださった。

型紙を新聞の上に置いて、型紙を動かしながらどこを切り抜くかを探してもらい富士山を切り抜くと、羽織っていたカーディガンの色に似ていたので、「一緒ですね~」と言うと、初めて笑顔になってくださった。

ずっと無言で表情も硬いままだった方も、2枚も自分で切ってカレンダーを仕上げてくださった。

みなさんと一緒でなく自分の病室に戻って作られた患者さんもいらしたが、その方に寄り添ってくれていた森合音さんから後でその理由を聞かされて、日常とは違う病院の中で過ごす方々の想いに、今回も多くの気付きをもらった切り紙カレンダーになった。

 

 

ワークショップ後、森合音さんと打ち合わせがあったので、「お弁当を持って行くよ〜」とメールして、引っ越してから初めてお弁当を作って持って行った。

都の時に、モーネ寺子屋の卒業生の一人に作ってもらっていた“配達弁当”で使っていたお弁当箱に、塩むすびを詰めて梅干しを置いたら、工作所が「ちょっとさみしいんとちゃう」と卵焼きを作って入れくれた。

合音さんがお嬢さんに作るお弁当のおかずをお裾分けしてもらって、二人でお弁当時間。

何んだか富士山に初日の出のようなお弁当に、この日のカレンダーと同じみたいで楽しくなって、これからも時々このお弁当箱を出動させようと思っている。