七夕の宙

毎年、七夕のこの日に生んでくれた母に感謝する。

一週間前に『メダカほんぶ』の課長が、孫たちのために採ってきた七夕の笹をモーネにも届けてくれた。

倉庫の屋根まである大きさにびっくり!うれしい!

七夕生まれだから、月や太陽、星の宇宙話が大好きで、宇宙をテーマに笹飾りを作ったら、井上の母は小学校以来かもと私よりもたくさん作ってくれた。

よろこんで笹飾りを表のメダカの横に飾ったけれど、残念ながら次の日から雨の天気予報で倉庫の中へ。

少し前、引っ越し前後の手紙やファックスのファイルを見返していたら、こども寺子屋の最終日にこまっちゃんからのファックスが出て来て『こども寺子屋が今日で最後だと思うとしみじみ、ほんとうにお疲れ様でした! モーネエピソード2に向けてのひとまずで、まだまだエピソード3、4…と願いまする!』と書いてくれていたのを読み返したら、引っ越してからずっとぼんやりしていたものにピントが合った。

今年の七夕で還暦という区切りを迎えて、あらためてこどもの造形のこと、もの作りに向き合う若い学生たちのこと、病院で働く人たち入院している人たちに向けて、京都モーネで培った工夫を生かして行こうと。

雨の七夕になったけど、モーネエピソード2に向けて月の宇宙船発進ーーー◎◎/いのうえゆきこ